肋骨打撲!痛みでわかる呼吸の筋肉

まさか!家の中でこんなケガをするとは・・・。

うちの洗濯ハンガーは角がかなり丈夫。アルミの上にプラスチックのカバーがついています。靴下とかを干す洗濯ばさみがたくさんついたハンガーです。部屋干ししようと家の中にとりこむときにハンガーが壁に当たり、すごい勢いで私の肋骨にその角が刺さりました。

しばらくしゃがみこんで固まる。痛い!呼吸がしにくい!あー、折れたかな?と思いました。こんなことってあるの??家の中で?まずいな~、レッスンできないなー、病院に行くと面倒だな~と思いながらじっとする。

何か良くないことが起こったときは、「これは、絶対に良いことが起こる!このことは良い結果につながる。!何かを学ばせてくれる!!」と、おまじないのように思いこむようにしています。そうすると、本当にそうなるんですよね。

しばらくしたら、動けるので折れてはいない→肋骨はヒビがはいったのなら自然に治すしかない、と判断。ネットで調べるとヒビが入ったなら2週間から1か月ぐらいで痛みがとれるとのこと。レッスンは、なんとかごまかそう(汗)。みなさん、ごまかしてたの、気づいたかな??(笑)

触ってみると、肋骨の上から4番目が陥没している・・・。右側と比べるとぺコンとへこんでいる。あ~、肋骨ってこんな風にへこむんだねー。

一日たつと、打撲した直後より痛くなってきた。息を吸っても、はいても痛い。寝るときが痛かった。打撲したことを忘れていて寝返りを打つと痛い。朝、起き上がろうと頭を起こした時も痛かった~。特に、体をひねる動作が痛い。

くしゃみは必死にこらえた。ハクション!とくしゃみをしたら折れそうだった。ものすごく静かに、咳をし、そ~っとくしゃみをした。

呼吸をするたびに痛いのだけれど、この痛みを観察してみた。息を吸うと肋骨の脇側となぜか背中側が痛い。打撲した前側のちょうど反対の背中側。前側も痛いのだけど、打った場所とは違うところも痛くなる。不思議~。肋骨の4番目と5番目の間の肋間筋という筋肉を痛めたのかな?くぼんでいる。

で、今度は吐く時を観察してみた。肋骨の胸の中心側が痛い。あ~、息を吐く時って、はき切る時はこの筋肉をギューッと寄せているんだな、と実感しました。

レッスンや講座で呼吸をするときに使う筋肉の話をするのですが、画像や動画で見て頭の中には入っているけれど、実際に痛みを感じながら自分の筋肉の動きを観察するとすごくよくわかる。

頭を起こす時にも、この肋骨の間の筋肉をギューッと縮めるし、ひねる時にも使われる。一つの体の動作って気づかないようないろんな筋肉を使っているんだなと思いました。

こんな時でもヨガをする。頭を起こす運動や、脚を頭の方へもってくるハラアサナ、体をひねるアルダマツェンドラアサナはできない。でも、胸をそらすマツヤアサナは全然大丈夫。不思議。

呼吸のレッスンや講座をしているおかげで、①胸の上部での呼吸、②肋骨を広げる呼吸、③腹式呼吸を使い分けられるようになり、痛みのある間は、②を避けて、①と③をしていました。少し痛みがおさまってきてから、②の呼吸をし肋骨を内側から押し出すようにしました。負傷から16日ぐらいで陥没がなおり、今は全く痛みがなく、どんな運動もできるようになりました。今日も、しっかりレッスンできて、ホっとしています。

どんなことがあっても、「きっとこれは良いことにつながる!」と思っていると、治りも早いし、良い学びもできるとまた実感(笑)。前向き思考は、病気を遠ざけます。思考が前向きであれば、姿勢もずっときれいなままでいられます。

百日咳で肋骨を折った人が言っていましたが、肋骨が折れた時、バチンと音がしたそうです。で、あれっ?と思うぐらい姿勢を保てなくなり体が傾いたそうですよ。骨と筋肉で姿勢を保っているんですよね。

※みなさんは、私みたいに自己判断しないで肋骨を負傷したらとりあえず病院にいってくださいね(笑)。

6月から8月限定の「姿勢美ダイエットレッスン」では、呼吸をコントロールするトレーニングやリンパコンディショニングで体の不要なものを早く出せるようにし、インナーマッスルを鍛えてウエストシェイプしていきます!二の腕を引き締める運動もしますよ♪夏に向けて、二の腕やウエストをスッキリさせていきます。

呼吸をコントロールできるようになると、やせやすく、疲れにくくなります。肋骨の負傷も直りやすくなる、かも(笑)。ご参加お待ちしています。