マクロビオティック初めてレッスン

「マクロビオティックって何ですか?」の声をいただき じゃあうちに来て勉強する?ということになり、今日はお二人に「マクロビオティックとは」という入門レッスンをしました。

体にいいっていうのは知ってるけど、マドンナもやってるって聞いたけど、何?

本を紹介し、二人のためにパワーポイントにまとめた情報をパソコンで見せて、うちで使っている調味料を紹介し、動物性のものを使わない昨日作ったバナナケーキを試食、発酵玄米を試食。終了後は、近くのスーパーで私がよく買っているものを紹介。調味料や油の選び方も伝授。

ご感想は「正しい情報を知るって本当に大切だと実感しました!マクロビ入門と~ってもわかりやすかったです。」「美味しい玄米の炊き方、今日早速やってみます!」

玄米がまずくて食べられないというSさんが、私の玄米を食べて、やわらかくておいしい~と言ってくれました。

私も何度も玄米に挫折したのですが、アドバイスをいただいたり、たくさん勉強して美味しくできるようになりましたよ(^^♪ 玄米は炊き方次第ですごくおいしくなります!

マクロビオティック初めてレッスンの一部をご紹介

目次

マクロビは日本発!

「え~、マクロビって海外発のものじゃないんですか?」よく聞く間違い。

マクロビオティックは日本古来の伝統食をもとにしたもの。カタカナだから海外のものだと思いますよね。日本古来の伝統食を、石塚左舷、桜沢如一氏の教えを国際化し、久司道夫氏がアメリカを中心に海外に広めたものです。

玄米菜食を中心としますが、ベジタリアンとは違います。久司先生の本によると、魚は週に1~2回は食べる。外食の際に肉や卵、乳製品などを少量摂るのは構わないという、厳しくない食べ方です。ただし、病気の人は別。今日は糖尿病の人が気を付ける食べ方などをお伝えしました。

マクロビの語源

古代ギリシャの哲学者、医学者が使っていた「マクロバイオス」という言葉があります。「大きな宇宙や自然のあり方に適応した生き方」という意味だそうです。そのための生活術を「マクロビオティック」といい、食事のことだけではありません。

ヨガも運動だけではなく、考え方、生活の仕方もヨガです。似てますね。紀元前の人たちの考えが、今見直されているというのが面白い。ヨーロッパとインド、場所が離れていても、「大きな宇宙や自然のあり方に適応した生き方」は同じなんでしょうね。

現代食生活の問題 お腹で食べず頭で食べる

マクロビオティックがアメリカで広まったのは、アメリカでの脂肪、砂糖、乳製品、タンパク質のとりすぎで、ガンや心臓病がすごく増えたため、国の政策としてマクロビオティックの考え方を取り入れたからのようです。

でも、最初はなかなか受け入れてもらえず、はじめに受け入れてくれたのはヒッピーの人たちでした。

アメリカではセレブの中でマクロビオティック、和食が人気で、アメリカでのガンや心臓病での死亡数は減っているのに、日本では逆に増えているという皮肉なことになっています。

今日参加されたSさんは、仕事のストレスで、仕事が終わると甘いものをパクパクと口に入れてしまう。食事の前に食べちゃいけないと思うけど、やめられないと言っていました。

それは、脳が誤反応してます。お腹が欲しいものではなく、頭(脳)が欲しがるものを食べています。疲れた頭でぼんやりしながら、パクパクと口にしてしまうものを、体にいいものに変えてみましょう。とアドバイスしました。スーパーで私のおすすめのものを買っていきましたよ(^^♪


今日は、そのほかに 塩のこと、油のこと、調味料のこと、調理器具のこと、美肌のための食べ方、カロリーの考え方などなど、お話しました。

今日のお茶は、体を潤す成分が入ったハーブティー。マクロビケーキに豆乳クリームをかけて食べてもらったら、「お砂糖がほとんど入っていないのに甘い!」と驚いていました。

リクエストがあれば、またマクロビ入門レッスンをします。ご希望の方はこちらからご連絡くださいね。