歩き方の癖で体は変わる

「お母さん、そっくりね~。話し方や歩き方まで~」
と言われて、うれしい人もいればショック!と思う人もいるのでは?(笑)
歩き始めた時にマネをするのは親の歩き方です。
そのまま「歩き方」「足の動かし方」を学ぶ機会がなければ、ずっと親と同じ歩き方をし、同じような脚の形になります。
街を歩く人を見ていて、いろんなクセがあるなぁ~と思いませんか?
キレイなヒールの靴を履いているのに膝が伸ばせず老人のように歩く若い女の子
小股でパタパタ歩く人
左右に揺れながら歩く人
歩き方の癖で体型や体調が崩れます。
「歩き」を意識すると「キレイ」「健康」「ダイエット」は自分でコントロールできます。
「歩き」3つのポイント
歩きだす前にフットケアは必須
私がコンディショニングと出会う前は朝のウォーキング前にストレッチをしていました。学校でよくやっていた前後に脚を開いてアキレス腱を伸ばすものと横に開いてしゃがんでモモの内側を伸ばすストレッチ。
それから歩き出すようにしていたら半年たつと股関節やアキレス腱が痛くなり整体に通うということを何年もしていました。
どうして体のために歩いているのに股関節や脚が痛くなるのかな?と思っていたのですが、筋肉のことを勉強するとその理由がよくわかりました。
筋肉が固い状態でストレッチをすると余計に固くなる。
体をほぐすつもりの朝のストレッチではほぐれていなかったんです。コンディショニングを取り入れたら、まったく股関節もアキレス腱も痛くなくなり、まったく整体に行くことはなくなりました。
インナーマッスルを鍛える
テレビでウォーキングの秘訣を教える番組では
大股に歩きなさい、とか
遠くを見なさい、とか
背筋をのばしなさい、とかですよね。
でも、よく聞く話で、生徒さんの中にも、テレビで言うようにやったのに脚や膝を痛めたり、歩いても痩せない、という人がいます。
関節の動く範囲が狭い状態のまま大股で歩くと関節にすごく負担がかかります。ちゃんと動くようにケアして上げれば、意識しなくても大股で歩けるようになります。逆ですね。
それには、フットケアの他にインナーマッスルを鍛える必要があります。姿勢をキープするインナーマッスルを鍛えると関節の動く範囲が広がり、背筋も伸び、自然に遠くを見られるようになります。
自分の歩きの癖を知る
まわりの人に自分がどんな歩き方をしているか聞いてみましょう。家族や友人でもなかなか「歩き方に癖があるよ」とは言いにくいものです。自分から「私って歩き方に何か癖がある?」と聞いてみると言ってくれます。
脚が太くなる歩き方の癖
膝が痛くなる歩き方の癖
便秘になりやすい歩き方の癖
生徒さんや家族を見ていて歩き方の癖と体調に共通点があることに気づきました。
自分の歩き方もまだ癖があると思うのですが、骨の本来の並び方を意識しながら修正しています。
姿勢美講座アドバンスでは15分のウォーキングで効果的に痩せる、姿勢美人になる方法をお伝えしています。