良い縁に導かれる時

先日、有名な老舗料亭で料理長から直々にお出汁の取り方を教えてもらいました。
オーナーはよくメディアにも出演されている女性。
直接お話を聞けるなんて思いませんでした。
テレビでの派手なイメージとは違って本物を追求してきた人だなぁと思いました。
その料亭のお出汁の材料を分けてもらって、家で作って主人に出したら、目を真ん丸にして「うまい!」と言っていました。難しくない、でもタイミングや時間が大切。研究を重ねてこられたのだなぁと感じました。
料理はタイミングが大切
ご縁もタイミングが大切だなぁと思います。
私は何年かに一度すごく良いご縁をいただきます。
大学生の時に出会った歯医者さん、沖縄で出会った空手の先生、そして今回。
どういうときに良いご縁に巡り合うのかなと考えてみました。
頑張った後のお任せの境地
貧乏学生だった私。
いろんなアルバイトをし続けて、嫌な経験もたくさんして(楽しいこともたくさん)、精一杯自分の力で生活していた時に、いつものように頑張ってアルバイトを探していた時に、ふと出会った家庭教師の仕事。
その歯医者さんのご夫婦に、とてもかわいがっていただき、感謝しきれないほど、たくさんの体験をさせていただきました。ミュージカル、オペラ、レストランでのマナー教室、質の良い洋服、環境に配慮した生活、料亭での食事、高級旅館での宿泊。
そこで出会った衛生士さんに、ホリスティック医学というものがあることも教えていただきました。
沖縄での空手の先生との出逢いも、心と体の不調を治すために自力で調べて、いろんな方法を試してもなかなか改善しない。このまま治らないのかなと思いながらも、ウォーキングを続けていて、スポーツセンターでふと見た「健康空手」のちらし。いつもアンテナを張っていたから見つけたもの。
今回も、「セルフケアで毎日をもっと快適に過ごすことができる」ことを伝えたいけれど、ブログ記事を毎日書いても、ホームページを改善しても、広告してもなかなか伝えることができない。
もうやめようかな、と思っていた時、道路わきで手招きしている人につられて入った「リボーン洞戸」さんで見つけた会報誌。そこに載っていたマッサージ教室で出会った人に誘われたお出汁教室。そこで出会った方がすぐにレッスンを依頼してくださり、その方の紹介で広がるご縁。
精一杯頑張って、もうこれ以上は無理かもしれないというところまでになると、ふとこんな素敵なご縁があるような気がします。何かを企てたり、自分の意志でこうしよう、といういう気持ちをあきらめた時、良いご縁を与えられるような気がします。
本物に出会うまであきらめない
「これじゃない」と思ったら次を探す。「これだ!」と心から思うものに出会うまであきらめない。
「これじゃないかも」と思うものにいつまでもとらわれず、自分が求める「本物」に出会うまであきらめない。
感謝と素直
「本物」に出会えた時、心から感謝ができて、素直に学ぼうとする。
自分のものにするだけでなく、学んだことを必要な人に伝えていく。
そんな気持ちでいると、いただいた良いご縁を長く続けられるように思います。
心と体のコンディションを常に整えて、無理なくできるところまで精一杯続けて、感謝と素直な気持ちをもつ。
ときどき、忘れてしまうけど^_^; こうやって毎日生活できたら幸せになれるのでしょうね。なかなか難しいですけど。