とうとう手術 検査に4時間!(鼻涙管閉塞)

涙ってどこからでるか知ってますか?上まぶたの涙腺からでて目の表面を流れて潤します。

まぶたと下まぶたをめくると目頭の方に小さな穴があります。出てきた涙はそこへ流れていきます。

で、その穴から流れ込んだ涙は、涙のうを通って、鼻涙管という管を通って、鼻に流れていきます。泣くと鼻水がでますよね。この涙のうや鼻涙管という涙の通り道が閉塞してしまうのを、鼻涙管閉塞といいます。

母は、4~5年の間 悩んでいました。

◆朝起きると目やにがひどく目がくっついてしまう。

◆日中は、悲しくもないのに涙が勝手に出てしまって恥ずかしい。

◆目のまわりが腫れて、気になる。

◆お化粧ができない。

◆このままでは、将来白内障になったときに手術ができない。

と、悩みを聞いていたのに、なかなかうまくアドバイスができなかった。家族って難しいです。とうとう手術の決心をしてしまいました。

目の手術をするのに、事前の検査が4時間もかかったそうです。レントゲンを3回撮り、肺活量を調べたり、様々な血液検査をしたり。その他いろいろ。病院は慎重なんですね。いいのか悪いのか。

体にメスをいれることは避けたい。と常に思っているので、手術の決心を聞いてから慌てていろんな方法を試してみたのですが遅かった。完全に閉塞しているようで、全身麻酔で鼻の骨を削って、チューブを入れて涙の通り道を作るのだそうです。で、通り道が出来上がった頃にそのチューブを抜きます。

今まで、なんどか細い針のようなものを通すブジーという方法をしたり、マッサージをしたりしていたのですが、良くなりませんでした。手術以外でなんとかなる!と思っていたのですが。

涙道閉塞症は高齢者にはよくあるようです。一時的になり改善する人もいるし、手術をしても再発する人もいるようです。

私の母は乳がんで全摘しており、リンパの流れが悪いので顔がむくみやすいです。さらに、座り仕事が多いため一層流れが悪いです。いまさらですが、もっとリンパの流れを改善する運動やセルフケアをうまく勧めればよかったな、と思います。あまり会えないので、リンパケアをまとめて全身行ったら、体調が悪くなったと怒られました(汗)。

高齢者の方は、毎日何とかバランスをとって生活しているので、若い人とは違います。少しでも普段と違うことをして不調を起こすと信用を失います(涙)。いつも、母が実験台となり、申し訳ない。感謝。

先月ホリスティック医学の先生のところにいって、不思議な治療をしてもらい、毎日お灸をしていたら、数日前に会ったとき顔のむくみがなくなり、表情が変わり、すごく調子が良さそうでした。もう少し早く連れていけばよかった。なかなか本人が行く気になってくれなくて、ようやく連れて行ったのですが、遅かった。手術は決心したようです。

まだ、なんとかならないかと、涙の通り道のつまっているところが開くよう、イメージで治療してます(笑)。

アイメイクを楽しみたいですが、将来の目の不調のことを考えると怖いですね。目が悪い、目の不調があると生活の楽しみが半減しますね。目のことももっと勉強しなくてはと思います。