正しい食べ方って何?

小麦が悪いという人もいれば良いという人もいる、牛乳がいいという人もいればダメという人もいる、長寿のためには肉がいいという人もいれば、腸内環境が悪くなるからダメという人もいる。一体、何が正しいの?と迷いませんか?

家族の潰瘍性大腸炎を治すため、自力で14年ほど勉強し、その後4年、サポートを受けながら勉強を続けてきました。

いろいろ自分や家族で人体実験をしてきても、これが絶対いい食べ方!というものは見つけられません。同じ家族でも一人一人食べたものへの反応が違うし、同じ人でもストレスのかかり方で同じものを食べても反応が違い、なかなかルールが見つけられませんでした。

何が自分や家族に良いのかは、その時期の体の反応を観察するしかないです。反応は翌日にでることもあれば、1か月後に出てくることもあります。偏った食べ方をすれば、それが原因で病気になることもあります。

夫の食べたものと、運動量と、ストレス具合とその反応をずっと記録を取り続けて、ようやくこの人の食べ方のルールがわかってきました。

そんな感じで、「これがだれにでも絶対いい!」という食べ方はないと思うのですが、無難なのは、伝統的な食事をすること。日本人にはほかの国の人にはない海藻を消化する酵素があったり、逆に牛乳などを分解しにくかったりします。

一般的な日本人が長年食べてきたものをベースに食事をし、ときどき珍しいものを楽しむぐらいにするのがいいと思います。そう考えると大豆製品は良いのではないかな。ずっと長い間、いろいろなものに加工され、食べられてきましたから。

一日1杯の青汁だけでずっと生きている人、ジャムパンだけしか食べないけど生きてる人、水しか飲まずに生きている人もいるそうです。不思議ですね~。そういう人の体のしくみはどうなっているんでしょうね~。そういう人は特別。私たちは、食べることを楽しみながら、健康でいたいですね。