フットケアで体が変わる 姿勢が変わる

みなさんは、自分の足を触っていますか?

足の指を触るのは「爪を切るときだけ」になっていないでしょうか?

以前、レッスンに参加された方で「足の裏を見るのは30年ぶり」という方がいました。仕事、家事、子育てに忙しくて自分の体のことをケアする時間がなかったのでしょうね。70代の方でした。その方は、レッスンでフットケアをして、

「駅までの帰り道、体に風船がついているようでスキップしたくなりました。」と、レッスンの感想をメールで知らせてくれました。

「足」は「足」や「脚」だけの問題ではなく、「姿勢」「内臓の不調」「心」にも影響を与える大切なからだの土台です。

目次

フットケアで体が変わる 姿勢が変わる

足指の形を観察してみましょう。

5本の指をじっくり見てみてください。どんな形をしていますか?腫れぼったい指はないですか?

~私の夫は腸がものすごく不調だった時、足の2番めの指がしめじの頭のような形になっていました。そして、触ると激痛がして、「痛い!」と言っていました。便秘の人、下痢の人、足の指はどんな形をしているでしょうか?他の指にもそれぞれ反射があり、頭痛、花粉症、ストレス、むくみなどに関係のあるところがあります。

 

指の間はひらきますか?

レッスンに初参加する方の多くが、足の指の間に手の指を入れて足首まわしをしようとすると、手指が入らず、「痛い!痛い!」と小声で言ったり、眉間にしわを寄せたりしています。そこで、自分の足のことに気づき、「足の指って触ってなかったな~」と思うようです。

足指の間を刺激すると血流がよくなり、終わった後に体がポカポカする。とか、床暖が入ってるみたい、という人もいます。いつも窮屈な靴の中に足を押し込んで、帰宅してもそのままにしていませんか?

指が伸びきったり、曲がったままになっていませんか?

指が伸びきったり、曲がったままになっている人は、歩き方に癖があるはずです。指を使わずにペタペタと歩いたり(浮き指)、指ばかりに力を入れて歩いているかもしれません(ハンマートゥ)。そうすると、十分にふくらはぎを使えなくて血流が悪くなったり、脚や体が緊張してイライラしたり、という原因になります。体の疲れやすさ、体型、体調不良は足からきていることが多いです。姿勢も歩き方もキレイでなくなってきます。


フットケアをした後の体は、ポカポカしたり、脚が軽くてす~っと上がったり。気持ちも軽くなります。先日、体に羽が生えてみたいという感想をくれた方がいました。風船や羽がついているような体の軽さを 自分でできるフットケアで得ることができるなら、毎日した方がいいと思いませんか?

歩き方を意識する前に、「足(フット)」の状態を良くしなければ、無理な歩き方(無理に大股に歩くとか)で脚を痛めたりしてしまいます。「足」を手入れすれば、だんだん自然に歩き方が正しくなっていきます。

土曜のレッスンでは毎回必ずはじめにフットケアをします。リフレクソロジーとツボ経絡の考えをミックスしたものです。足指から足裏、ふくらはぎ、ももまで気持ち良くケアしていきます。フットケアをするとその後の運動効果がすごく良くなります。

毎日の体調管理のためにもぜひ覚えてください。私は毎朝、ウォーキングの前にフットケアを必ずしてから歩き出します。忘れてやらないまま歩き出すと、脚がこわばった感じがして、家に戻ってフットケアします。慣れてくるとテレビを見ながら5分ぐらいでできます。痛かった股関節も、靭帯を痛めた膝も今は全く痛みがありません。この先の人生こそ楽しむために、40代、50代になったら自分の体のケアに少し手間をかけましょう。