体に現れる病気の前兆

病院嫌いで我慢強い夫がとうとう救急搬送。何度も検査をするように言っていたのですが、今までの嫌な経験が病院へ行くのをおっくうにさせていました。病気の前兆に気づいていたら、あんなに苦しまなくてもよかったのに・・・。

目次

こんな体の変化に注意!

ふくらはぎの長引く痛み

右のふくらはぎがケガをしたわけでもないのに、「肉離れしたように痛む」と言っていました。1週間以上痛いとずっと不機嫌でした。

私は運動を教えているのに、夫は運動を全くしない。体の不調があったからだと思うのですが、歩く以外の運動をしませんでした。「運動不足で脚の痛みがでている」と思っていたのですが、実は内臓の不調の現れでした。

手術をした後には全く痛くない、というのを聞いて、これはツボのはずと思い調べてみると「承山(しょうざん)」というツボでした。

ふくらはぎには胃腸の不調が出るそうです。承山というふくらはぎの真ん中あたりにあるツボです。

承山はむくみや脚の疲れ、こむらがえりなどに効くツボと書いてありますが、私はストレスによる胃の痛みが現れると思います。男女で逆の脚に痛みが出るとも思います。

夫が緊急手術を受けている間、私は数時間ずっと緊張し続けていました。先生からも胃摘出の可能性もあると聞いていたので、もともと腸の不調がある夫の場合、あれもこれも内臓が取られてしまうのではないか、と不安で不安でたまりませんでした。

早朝4時からずっと溜息と、祈りで体がカチカチ。手術後、いったん家に帰り入院荷物をまとめていたら、私は胃の痛みと、左脚の激痛で立てなくなりました。ちょうど同じふくらはぎの真ん中のツボ。夫は右、私は左。ツボは男女で違う場合もあるようです。

ミネラル不足でもなく、運動不足でもなく、冷えてもいないのにこむら返りやふくらはぎの痛みがある時は、ストレスによる胃の不調に注意です。

おでこのほくろ

おでこは腸を表すところです。夫の額は、腸の不調がある時は焦げ茶色になっていました。調子がいいと肌色に戻ります。入院する前は、少し茶色だったので注意しなくてはと思っていたのですが、数か月前から直径5ミリぐらいの黒いほくろが出来ていました。少しずつ大きくなってきていました。

そして、不思議なことに手術後、ふくらはぎの痛みも消え、おでこのほくろもほとんど消えてしまいました。

東洋医学のツボや顔で体調を見る望診法は、長い年月をかけてできた統計でできたもの。自分のためにも家族のためにもちゃんと覚えておいた方がいいとつくづく思いました。中医学の講座を受けることにしました。